樹木葬は墓地に墓石を設置するのではなく、樹木を植えて墓標とする新しい形態の墓地であり埋葬です。そこでは、宗教色の少ない自然志向の埋葬であると言うばかりでなく、現在を生きる私たちに注目の埋葬であるといえます。
まず、樹木葬の場合には死者を自然に帰すという性格が強いのですが、散骨とは違って許可を得た墓地ですので遺骨遺棄罪に問われる可能性がないと言うのがあげられます。また墓地ですが、里山の一部に植林しているのと同様の効果がある場合もあり、里山が墓地として永続的に管理、維持されていくと言うメリットがあります。
それから樹木葬は一般的に永代供養です。一般の墓地は継承者がいるのが前提ですが、そうではありません永代供養にする為の追加の費用もかかりません。宗教色が薄い自然葬の一種で基本的に永代供養であるというのは宗教との関係が希薄になってきていて、将来の墓の管理をしてくれる家族の事も心配な人々に注目されています。金銭的にも墓石の費用がかからないだけでなく、新たに墓地の購入をする場合一般的な墓地に比べて、かなり格安です。年間使用料の不要な墓地もあります。有料の場合は年間8000円から15000円程度のことが多いです。